2008年4月27日日曜日

思い出話 キューバのダンス学生

キューバ人がキューバの学校でダンスを習っているところを見に行ったことがある。
私の師匠のマクシミーノさんに連れられて。


カンパナを叩くおっさんとティンバレスのおっさんとマクシミーノのコンガとが伴奏をして、学生たちは柔軟をし始める。リズムは6/8。柔軟に生音でしかもとっておきの素晴らしいじじいミュージシャンですわ。こんな風にダンサーは音を体に染み付けて育つ。


手わざ、足技の前に音を吸収出来る(音を感じる)体を作る事がまず第一番だと思った。
音楽にしろ踊りにしろ目だったアドリブや技を混ぜてより魅力的なことがしたいと思ったりするけれど、「第一番目」のこれがないことには何も始まらない。


ヴィティのレッスンも見ていて同じ事を感じた。
頑固なキューバ人じじいです。
本人派手好きですが教え方は地道。同じコトをなじむまで何週か繰り返します。
正直、ちょっともどかしいと思うことがあるんだけど、
曲げる事の出来ない一本芯を持っている。


私ゃ手っ取り早く育てて素晴らしい生徒たちをみんなにお披露目したいんだけどね~。

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